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茶道会館は、昭和二十五年に完成致しました。建立の目的は戦後の荒廃した精神的に不安な状態の中で、心の落ち着きを見出そうと、我が国古来からの伝統ある文化、誰にでも身につけることの出来る茶道を広く普及し、復興にお役に立ちたいという理想を以て、茶の道場を建設したのです。

 

 

当時は建築材料のない時で、大変苦労しましたが、各地から材料を集め、杉材を以て造られ、壁は土壁、屋根は一文字瓦葺で、数寄屋作りの平屋建が建造いしました。一棟の中に、広間・小間・立礼席など各々違った茶席が総合的に造られております。

 

 

建設は、初代理事長・北見米造(宗国)によるもので、桃山時代様式の建築を完成した経験を生かして造られました。北見米造(宗国)は高村光雲の弟子となり仏師を志し、後に建築家となり、重要文化財に指定されている旧磯野邸「銅御殿」を設計・施工 、島根県指定文化財である明々庵の移築など、古い建物から近代住宅まで手がけておりました。





多くの人々によって茶道の道場としてご利用を頂き、現在に至っております。設立当時は焼土と化した庭に、苗木を植えましたが、いつの間にか、今では大きな樹木となり、緑の庭園になりました。当時、白木造りの建物もすっかり渋さを増して長い年月の風雪を感じさせます。東京の都心に静かでおちついた空間をお楽しみ頂けます。